建築家・隈研吾氏の建築、構造、デザインコンセプト、 そして隈氏本人との対談からインスパイアされた今シーズン。 彼の提言する[負ける建築] 自然に溶け込み、周りの環境に馴染み、人と穏やかに調和する。 人間の身体と関係性により建築素材を決め、目指すのは人が心地よく感じる建築。 負ける建築は人間と自然を共生させ、独創的な建築を生み出している。 その為にオノマトペを使い、粒状感の概念、その土地、環境の素材、技を活かし、 環境から建築のアウトラインを、部分から全体へと導いていくという。 これらのアイデアをファッションデザインへと落とし込んでいく。 クラフトマンシップの技術を活かし、 竹細工の手法やたら編みを日本の職人と刺繍へと取り込み、 “絡まる”の言葉からきている、カラミ織りは手仕事のぬくもりを、 プリーツ素材、技術を現代的にデザインへと構築していく。 部分から全体を創るアプローチは、 襟を部分とした時に、ユニットを形成し作り出される全体は、 結果として独創的なカタチを生み出す。 人が心地よく感じる服、その人間の個性を導き出し、 共生できる服を。

Art Director: Atsushi Umezawa (Glam Beast)
Photographer: Teruo Horikoshi (TRON)
Stylist: Hanae Uwajima
Hair: Koichi Nishimura (angle management)
Make up: MICHIRU for yin & yang (3rd)

3D Portrait show:
Show Director / 3D Photographer: Yuta Tokunaga (ARCHI HATCH)
Concept Director: Takashiro Saito (KuRoKo)
Sound producer / Sound designer: Setsuya Kurotaki (NOiR)

Women’s Model:
Petra Hegedus (Donna) Jessica (CINQ DEUX UN) Diana U (CINQ DEUX UN)

Special Thanks:
SunnyHills